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ハーズバーグの二要因理論

ハーズバーグの二要因理論ハーズバーグの二要因理論とは、臨界事例法を用いて仕事満足調査を行い導き出された、アメリカの臨床心理学者フレデリック・ハーズバーグが提唱した「職務満足および職務不満足を引き起こす要因に関する理論」のことである。
この理論では、満足と不満足とが同一の次元にあるのではなく、それぞれが別個の次元をなしていると考える。
ハーズバーグは、仕事に対する満足をもたらす要因を「動機づけ要因(モティベータ)」と呼び、不満をもたらす要因を「衛生要因(ハイジーン・ファクター)」と呼んだ。

動機づけ・衛生要因説

動機づけ要因は、それが充足された場合には満足感をもたらすが、充足されない場合でもとりたてて不満足をもたらさない。また、衛生要因は、充足されない場合には不満足を引き起こすが、充足されたからといって別段の満足感をもたらすことのない要因である。
動機づけ要因
(モティベータ)
衛生要因
(ハイジーン・ファクター)
主たる要因仕事上での達成や責任、承認、仕事それ自体
主に仕事の内容にかかわるもの
会社の行う政策・管理、監督技術、給与、上司との対人関係、作業環境
主に仕事の環境にかかわるもの
充足時満足不満足ではない
不充足時満足ではない不満足
ハーズバーグらの動機づけ、衛生要因説は、動機づけを直接に扱ったものではないが、動機づけに関係する仕事満足の理論として注目された。 How do you motivate your employees ?(邦題 モチベーションとは何か)という論文としてハーバード・ビジネス・レビュー誌において 100 万部以上リプリントされた実績があり、いまだ実務家にとってのモチベーション・マネジメントにおけるバイブルという位置づけにあると言っても過言ではない。
学術の分野においても、ハーズバーグの職務満足に関する調査とそれに基づいて体系化された、この二要因理論は、やる気についての一面の真理を捉える動機付け理論として確立されていると評され続けている。