人間

心理学、実践心理学NLP、脳科学、潜在意識、量子力学



古典的(レスポンデント)条件付け

古典的(レスポンデント)条件付けとは?
ある無条件反応(UR)に対する無条件刺激(US)に、条件刺激(CS)を時間軸上で接近させて対提示をする手続きを反復する事により、条件反応(CR)を形成する手続きのこと。
※有機体に感受される中性刺激であれば、何でもCSとして機能しCRを喚起させることが可能である。(刺激等価性の前提)
最終的には、それまで中性刺激だったものが条件刺激(CS)の特性を獲得し、USの呈示なくCSの呈示のみでCRを引き起こすようになる。 また、条件づけの操作の結果、CSとUSの置き換えが生じ、本来USに対して生じていたURがCSに対して生じるようになることもある。(刺激置換の原理)

パヴロフの犬の実験

パブロフこの実験は、ロシアの生理学者パブロフが、飼育係の足音で犬が唾液を分泌している事に気付いて行った。
犬にベルを鳴らしてから餌を与える事を繰り返すと、ベルを鳴らしただけでよだれを出すようになるという、条件反射の実験である。

人間についても同様な実験的研究が行われている

アメリカの心理学者『古典的行動主義』であるワトソンは、行動だけではなく、人間の複雑な感情も条件付けによって説明できると考えた。そこで、生後11ヶ月のアルバートという少年が白ネズミ(条件刺激)に触れると恐ろしい大きな音(無条件刺激)とを対にして聞かせるという手続きを繰り返すといった実験を試みた。その結果、アルバートには明らかに恐怖の情緒反応が形成された。
また、この恐怖反応はネズミだけでなく、白いもの(ウサギ、イヌ、玩具のサンタクロースの髭)までに般化した。
―アルバート坊やの実験―

MEMO

この「パヴロフの条件づけ」の研究などによって、ワトソンの“S-R理論”の根拠づけが進められた。
S-R理論とは、“S”(Stimulus:刺激)に対する“R”(Response:反応)の結びつきで人間の行動のメカニズムを考えようとする立場。(後述)